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1.17シンサイミライノハナを今年も咲かせてきました

先日1月17日は阪神淡路大震災が起こってから24年。

コトハナでは10年前の2009年からシンサイミライノハナPRPJECTを行なっています。
このプロジェクトは、震災を知らない世代が増えているなかで、震災の記憶を未来に伝え、人と人のつながりを育むために、神戸の街で始まりました。
花びらの形をしたカードにメッセージを記入していただき、花のオブジェをつくります。
その花を街中に飾ることで、多くの人に震災について考えていただくきっかけをつくっています。

今回コトハナは東遊園地「1.17のつどい」での展示、HATT神戸「ひょうご安全の日の集い」、HDCでのブース出店と展示を行いました。

東遊園地の「1.17のつどい」には早朝にもかかわらず、お年寄りから中高生まで幅広い年代の方が想像以上に多く集まっていました。

05:46 黙祷
遺族を亡くされ毎年ここに来ている方、実際震災は経験していないけれど親から話を聞いて来ている方、背景は様々ですが、ここにいる全員が震災で亡くなった方を偲び祈りを捧げていました。

竹筒には命、夢、輝といった言葉が書かれており、一人一人がろうそくで火を灯しながら「1995 つなぐ 1.17」という文字を浮かび上がらせていきます。
寒空の下、炎は綺麗にゆらゆらと揺れていて幻想的な雰囲気に包まれていました。

ハナの設置をしている際に「親族を亡くしてから毎年ここにきているんです」と言いながらお手伝いをしてくださった方、「これはどういった活動なんですか?」と関心を持って話しかけてくださる方、花に書いてあるメッセージに足を止めじっと見つめている方。
皆それぞれ心の中に癒えない気持ちを抱えながらも、前に進んでいこうとしている様子がひしひしと感じられました。

 

HATT神戸での「ひょうご安全の日の集い」では、ハナの展示とブースを出店し、来場されたお客さんにメッセージを書いてもらいました。他にも実際に震災の揺れを体験できたり、防災食を試食できたり、自衛隊や警察が災害時に使う道具や乗り物を見れたりと様々なブースがありました。

 

近くにJICAがあるため来場客の中には外国の方も多く、ボスニアヘルツェゴビナ(東ヨーロッパに位置するイタリアの右上の国)の方がシンサイミライノハナに興味を持ってくださり、自分の国でもぜひこのプロジェクトをしたい!と声をかけてくださりました。災害復興への想いをこうして花びらの形にして咲かすというアイデアはとても斬新だったようです。
こうして国境を越えて繋がれるなんて、改めて意味のある活動だと実感する出来事でした。

ブースにはお年寄りの方から中高生まで、幅広い年代の方がメッセージを書いてくれました。

「生きることは伝えること、伝えることは生き続けること、生きてこれからも伝え続けます」
「一笑懸命に」
「〜のせいでから、〜のおかげへ」
「3.11の皆様へ 手と手と心と心をつなごう 1.17より」

震災を知らない人も経験した人も関係なく、当時の記憶をこれから先の未来につないでいきたいですね。みなさんからいただいたメッセージを合わせて花にし、これからも咲かせていきます。

 

 

 

神戸ハーバーランド内にあるHDC神戸ではシンサイミライノハナのメッセージBOXを1/10からの10日間設置し、17日当日には「NPO法人さをりひろば」さんとコラボしてブース出店を行いました。


「NPO法人さをりひろば」さんは、さをりを織ることで心が癒されたり、地震のショックを深く悩まないでいられることができればと、東北のメンバー達が中心になって被災された方達にさをりを織ってもらう活動をされています。 【詳しい活動内容はこちら:http://www.saori.co.jp/hiroba-hp/】

シンサイミライノハナと近い目的を持って活動されているため今回コラボが実現しました。
カラフルなさをり織りと黄色いシンサイミライノハナがとてもうまく組み合わさっていますね。

 

そして夕方の17:46、再び東遊園地に集まり2度目の黙祷を捧げます。
早朝よりもさらに人が増えており、会社帰りの方や近所の学校の生徒さんなども多く見受けられました。

片付けの際にも、手伝っていいですか?と声をかけてくださり名前も言わず去っていってしまった方。スタッフとともに寒い中お手伝いをしてくださったボランティアの方。本当に多くの方に支えられて無事今年もたくさんのハナを咲かせることができました。ありがとうございました。

 

震災の記憶は時間が経つにつれ、だんだん人々の記憶の中からうすれていってしまうものかもしれません。
しかし遺族を亡くされたり、大きな被害を受けた方の心の傷は和らいでも、決してなくなることはありません。毎年この黄色いハナを咲かせることで少しでも震災の記憶を未来に伝え、人と人が支え合えるようなきっかけをつくり続けていきたいと思います。

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